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登記できる建物と出来ない建物の違いは?
これは、金融機関さんからよく受ける質問です。
金融機関さんは、担保に供する場合、その土地上の建物すべてを登記するのが、原則です。

それでは、登記できる建物の基準ですが、①外気分断性 ②定着性 ③用途性 ④取引性 この四つの基準で判断します。

①外気分断性
屋根と壁で囲まれていて、外気と遮断されていること。壁は三方向以上にあること。
野球場のスタンドなどの特殊な用途の建物については、壁がなくても、登記できる場合があります。
また、屋根と壁があっても、人が動けるスペースが無ければならないので、高さ1.5m未満の特殊階は、その部分は登記できません。
ビニール製の壁の建物も登記するのは難しいです。

②定着性
容易に移動できない永続的な定着性が必要です。
イナバの物置は100人乗っても大丈夫ですが、きちんと布基礎が施工されていれば登記できますが、単にコンクリートブロックの上に乗っているだけでは、登記できません。
たまに、丸太杭を地面に打ち込んで基礎にしている建物がありますが、これも定着性が不十分で登記は出来ません。
また、現場作業事務所、展示用モデルハウスも期間が過ぎれば取壊す建物なので永続性がなく、登記は出来ません。

③用途性
一定の生活空間、人の滞留性があって、その用途に使用できる状態であること。
ここで問題になるのは、建築工事中の建物です。足場がついていて、内装工事も終わっていない。建物の中には建築資材がある。この状態で、一定の生活空間が保てるか?ということです。

④取引性
この建物が社会通念上、取引の対象になるか?と言うことです。
1.5m2の外トイレ、小さな物置などなど
このような建物は、附属建物としては登記できる場合がありますが、主たる建物としては登記することは、出来ません。

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2009.11.05 Thu l 表示登記の実務(建物) l コメント (0) トラックバック (0) l top

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