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 土地上に古い建物の登記が残っていて登記を調べてみると、所有者「○○権左衛門」とか記されていて、どこの誰だか解りません。現地には建物の存在はない。その建物が存在していた経緯もまったく解らない。

 建物の滅失登記は、登記名義人またはその相続人から、申請しますが、このような場合、登記名義人の行方を捜すのも困難で、高い確率で亡くなっていて、その相続人の協力を得るのも難しいところです。

 この場合には、通常の申請行為とは異なり、土地所有者などから、「建物滅失の申出」をすることになります。申請ではなく、登記官に滅失している旨を申し出て職権発動を促します。この場合は通常の申請ではなく、手続も違います。

建物滅失の申出
   ↓ 
登記官が名義人に通知
   ↓
書類・現地の調査
   ↓
名義人からの回答を待つ
※殆ど宛先不明で帰ってきますが、戻ってこない場合は、かなり時間がかかります。
   ↓
登記の実行

この流れになるので、通常より時間が掛かります。
1ヶ月くらいは、みておいたほうが良いでしょう。

この手の依頼は、売買が決まっていて、後で建物登記があることが発覚して、急いで登記して欲しいと頼まれますが、仕方ありませんね。



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2009.10.26 Mon l 表示登記の実務(建物) l コメント (0) トラックバック (0) l top

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