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昔の図面を見ると土地の面積を計算するのに、三角形を作って底辺×高さ÷2で計算していました。

今は土地の面積の計算は、XYの座標値に基づいて計算しています。
座標値に基づく、座標法のほうが現地復元性に優れているからです。
境界標識が仮に工事などで失くなったり、移動しても簡単に元の位置に復元できます。

今回は、この座標値についての話をします。

縦軸をX軸として、横軸をY軸とします。
学校の数学で勉強した座標は、縦軸がY軸で横軸がX軸でしたが、測量では逆になります。
縦軸がX軸、横軸がY軸です。

土地の境界点について、それぞれX軸、Y軸の交わる原点X=0.00、Y=0.00の距離でその境界ポイントの位置を特定することができます。

このように境界ポイントの座標値が分かって、さらに基準点や測量機械を設置するトラバース点、建物や塀などの恒久的な地物の座標値を記録することでより現地での復元性が高くなります。

このように、その土地ごとに座標値を定めるのを任意座標といいます。

現在では、この座標値を世界基準の座標値、世界測地系の座標値で測量する方向になっています。

世界測地系の座標値だとXの座標値が-3百万、Yの座標値が5十万とか大きい座標値の単位になります。
多くの測量成果が、同じ座標系で測量しますから、より現地での復元能力が高くなります。
測量する近隣の土地が世界測地系の座標値で測量されていれば、測量作業も多少軽減できます。

今、世界測地系による測量がどんどん進んでいます。
土地家屋調査士による測量、土地区画整理や、国土調査による測量、いずれ日本国土のほとんどの土地が世界測地系の座標値で管理されるようになります。

そうなれば土地の境界は、管理された世界測地系の座標値で簡単に復元できます。
土地の境界の紛争はほとんどなくなるのではないかと思います。

ご自身の土地や購入を検討する土地、クライアントの土地の測量図面を見てどのように管理されているか確認してみてはいかがでしょうか。






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2019.12.03 Tue l 表示登記の実務(土地) l コメント (0) トラックバック (0) l top

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