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平成16年2月23日付け法務省民二第492号

 この通達により、区画整理地内で仮換地の指定を受けている土地の分筆登記が出来るようになりました。
 この通達より前は、区画整理地内については、換地の処分がされるまで、土地分筆登記が出来ませんでした。

 以前は、宅地の分譲を行う際には、その面積などに応じた共有持分を所有させることにより、分譲を行っていました。つまり、ご自宅の敷地は他の人との共有の関係に有ります。

 これにより、分譲で購入した方は、大きなデメリットを負うことになります。

①売りたくても売れない。仮に売れても相場よりかなり安い金額になってしまう。
②銀行の融資が困難。仮に融資が出来ても、担保評価は低く、金利など条件が悪い。

 このような、デメリットを回避するためには、この状態を是正する、共有物分割の手続を行わなければなりません。
 
共有物分割の手続としては

土地の分筆登記をする。
    ↓
其々の宅地が単独所有になるように、持分の移転登記をする。
    ↓
抵当権など他人の権利がある場合は、他の人の土地ついて抹消登記をする。

このような手続をする必要があります。


 共有物分割の手続は、共有者全員の協力が必要です。
 全員の協力というのが、非常に難しいところです。分筆などの費用は全員が負担できるのか?など共有者同士で話し合わなければなりません。費用については、共有者の人数や土地の評価、面積によって違いますが、1件当たり、25万円~60万円くらいは掛かると思っていたほうが良いでしょう。

 共有物分割の手続は、時間が経つほど難しくなります。共有者の方が亡くなられると、その相続人と話し合わなければなりませんので、それだけ人数が多くなり、まとまり難くなります。また、共有者が高齢化すると費用負担が難しくなったり、「今のままでも、困っていない。」など意識が変わってきます。

 このような共有地に該当されている方は是非、共有者同士で話し合って、将来、売りたいときに売れない。建替えしたいけど融資が受けられない。などの状況を避けましょう。


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2009.10.07 Wed l 表示登記の実務(土地) l コメント (1) トラックバック (0) l top

コメント

はじめまして、こんにちは。
はじめまして、こんにちは。
杉山様のブログを拝見させていただきました。
シンプルイズベスト、の見本のようですね。
すごく綺麗です。
勉強になりました。
よろしければ、私の行政書士試験のブログにも
おたちより下さい。

失礼します。
2009.10.08 Thu l 木場大学法律学部行政書士試験対策科. URL l 編集

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