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私は、25歳のときから、この仕事をしていて、常に官公署の職員の方と折衝しています。

一般の方は、官公署というと、何かとっつき難い。役所に行って不愉快な思いをしたという経験をお持ちの方は多いと思います。

昔に比べれば、官公署の職員はかなり親切になり、行政サービスは格段に向上してますが、今なお昔の感覚で働いている職員が多いのも事実です。

しかし、官公署の職員というのは、その性質と行動パターンを理解してしまえば、官公署との折衝はすごく楽になります。折衝の方法などをパターンに併せて説明させていただきます。

①専門用語ばかりを並べる人
私の場合は、専門用語を言われてもある程度、理解が出来ますが、一般の方はこれでかなり嫌になると思います。
官公署の職員は、わかる言葉で説明する能力がないか、嫌になって引き下がるのを期待しているかどちらかです。
この場合は、「解らないのでわかる言葉で説明してください」とか「今の○○はどういう意味ですか?」としつこく聞きます。あまりにひどい場合は「他の方に代わっていただきたいのですが」というのも方法です。

②聞いたこと以外は答えない人
このパターンは多いです。「建ぺい率は?」「60%です。」「容積率は?」「200%です。」「高さ制限は?」「10メートルです。」という具合です。お前は何なんだと言いたくなりますね。
あらかじめ、質問事項をまとめておいて、漏れがないように、質問攻めにします。

③解らないのに対応しようとする人
特に市区町村などの場合は、人事異動が頻繁にあり、開発審査課から学校教育課などまったく関連のない部署に異動するので、その部署にいても、内容について熟知していない職員は多いです。
その場合は、話をしても時間のムダです。
「解る方に代わってほしい。」と言っても良いですが、それもセンスがないので、私の場合は、矢継ぎ早に質問攻めにします。当然、答えられないので解る人を連れてきてくれます。
これでも、ダメな場合は、いったん他の部署へ行くなど席をはずしてから、またその部署へ行って違う人に対応してもらいます。

④結論を出せる立場でないのに、対応してしまう人
結論が出せない人と長い時間、話をしても時間のムダです。キレてみても同じなので、違う人と話をするほかありません。

⑤対応の遅い人
先日、申請した件は、どうなってますか?など毎日、電話を差し上げます。

昔、観た外国映画でタイトルは忘れてしまいましたが、その一場面で、日本式検査という言葉が出てきました。
船がオレンジを積んで日本に来ます。そのオレンジを検査するため、沢山の役人の決済が必要であり、検査後も結論が出るまでに、時間がかかる。
やがて、オレンジはすべて腐ってしまい検査をする必要性がなくなるというものです。


官公署の職員が嫌がる言葉というのがあります。

私は、折衝する際には、その言葉を場面に応じてピンポイントで使う場合があります。

職員が嫌がる言葉集

①今、おっしゃったのは根拠は何ですか?法令ですか?市の条例ですか?教えていただけますか?
②特に根拠がないのであれば、あなた個人が判断したと理解してよろしいですね。
③行政の方がそんなことを言ってイイのですか?
④これは、大問題ですよ。
⑤申請した件については、取下げはしません。ご自身の判断で却下していただけますか?
⑥今言ったことをこちらに書いていただけますか?お名前も
⑦録音させていただいてよろしいですか?

決して声を荒げるわけでもなく、たんたんと言います。
若いときは、よく机を叩いたり、大きい声を出して喧嘩をしましたが、性にあわないので今はやりません。
ただ、たんたんと自分の意見を主張するだけです。
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2010.02.02 Tue l 土地家屋調査士 l コメント (0) トラックバック (0) l top

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